• Google広告の入札とは
  • Google広告の入札戦略

■Google広告の入札とは

Google 広告に広告を出稿するためには入札があります。

また、広告の品質を保つために広告には審査があります。

⓵入札の仕組み

Google広告では入札方式であり、競合他社との競り合いで決まります。

実際に支払うクリック単価は、競合の広告ランクとの比較で決まります。

 入札単価の金額がそのまま実際に支払うクリック単価となるわけではありません。

入札単価はあくまで上限金額です。

実際に支払うクリック単価は掲載順位が1つ下の競合より広告ランクが高くなるのに必要な最小金額となります。

計算式は「競合の広告ランク÷自社の品質スコア+1」になります。

 例えば、掲載順位が1つ下の競合の広告ランクが1000だと仮定し、自社の品質スコアが10なら、1000÷10+1=101円というように計算します。

つまり、広告主が実際に支払うクリック単価は101円です。

品質スコアは、他の広告主の品質の目安をスコアで表示する診断ツールです。

 スコアは 1~10 の数値で示され、キーワード単位で確認できます。

 品質スコアが高ければ、そのキーワードを検索しているユーザーにとって、広告主の広告とランディング ページが、他の広告主様のものと比べて的確で有用であることを意味します。

広告スコアはGoogleが管理しています。

②入札時の広告の審査

Google広告では入札時に、入稿する広告文に審査が必要です。

広告表現に規約違反がないか、リンク先の設定が間違っていないかなどが審査されます。

審査期間は1日程度かかる場合があります。

 

■Google広告の入札戦略

Google広告は入札戦略にはいくつかの種類があります。

①認知ベース

目的は表示頻度の最大化です。

②比較検討ベース

目的はクリック数の獲得です。

③コンバージョンベース

コンバージョンとはユーザーが意図したアクションを起こしてくれた結果のことを言います。

目的はユーザーにコンバージョンを起こさせることの最大化です。

例えば、

ー資料請求

ーメルマガ登録

ー電話

などです。

④収益重視

目的は広告の費用対効果(ROASといいます)の最大化です。 

 費用対効果の計算式

広告の費用対効果の計算式は上記の通りです。

もうひとつ、投資に対する利益(ROIといいます)という広告費に対する利益を測る指標があります。

広告に投資した額に対してどれだけ採算が取れたのかがわかります。

ROIの計算式は「利益÷投資額(広告費)×100(%)」です。